全世界的に自動車各社の電動化戦略が活発になっている。日本でも、EV(電気自動車)に比較的慎重といわれていたトヨタ自動車でさえ、9月に電動化戦略の説明會を開催。2030年までに少なくとも世界で電動車を800萬臺(現在の4倍)販売し、うちEV?FCVが200萬臺(現在は限りなくゼロに近い)を占める計畫を発表。トヨタの世界販売臺數に占める電動車比率は、40年には約87%まで高まる。この電動車の販売増が、各電池メーカーの今後の業績を占う最大のカギとなる。

ホンダも三部敏宏新社長が40年までに新車の100%をEV?FCVにすると発表。日産自動車は初代リーフを10年に市場投入してから11年。経営再建の中で必ずしも満足のいく結果を得られていない。今後のeパワーとEVの両面作戦、仏ルノーや三菱自動車とのアライアンスの行方が注目される。

自動車各社の電動化戦略を左右するのが、電池の調達だ。適正な価格で高品質の電池を調達することは、車の競爭力に直結する。下表はこうした狀況下で今後有望と思われる電池関連銘柄の一覧である。自動車、自動車部品、電池材料などのメーカーが並ぶ。実は日本は、電池自體のメーカーが多いわけではない。一方電池材料となると、化學メーカーを中心に世界トップ級の企業が數多く存在する。